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くいしん

Quishin

編集者 / インタビュアー

1985年、神奈川県小田原市生まれ。グビ会主宰。高校卒業後、お笑い芸人見習い、レコードショップ店員を経て音楽雑誌編集者。その後フリーでウェブ制作を行いウェブディレクターに。数々の転職を繰り返し今に至る。

Waseiの仕事をしていて、一番楽しいとき、おもしろいなと感じるときってどういうときですか?

「灯台もと暮らし」の原稿を書いているときですね。そもそも僕は高校を卒業してから4年ほどお笑い芸人をやっていて。辞めるとなったときに自分が何をしたいか考えた結果「ネタを書くのが一番楽しかったから、文章を書く仕事がいいな」と思って雑誌編集者になったことが今につながっているんです。

サイト上の魅せ方やデザインが料理にとっての盛り付けだとすれば、文字の情報は味だと考えています。もちろん、お店の雰囲気とかお皿のデザインで料理に対する感じ方って変わると思います。けれど、あくまで僕個人としてはまず味にこだわりたい。ただ、テキストは大好きなのですが、写真が苦手で知識も多くないので、そこが弱点にならないようにはしたいなと思っていますね(笑)。

僕の存在は、挽き肉と刻み野菜をつなぐ小麦粉あるじゃないですか。「つなぎ」って言うんですかね。あれと一緒です。

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チームとしては、どういうポジションになりたいですか?

んー……適当そうに聞こえるかもしれませんが「あまり仕事をしていない窓際の部長」みたいな感じになりたいです。

あまり仕事をしない人?(笑)。

はい。と言うのも、僕は「調整役」が好きなんです。前職がWebを制作する仕事でディレクターというポジションでした。ディレクターは、デザイナーさんやエンジニアさんとやりとりをして案件を進めていく立場で、編集者もライターとカメラマンとやりとりをして案件を進めていくところは似ていると思います。人と人をスムーズにつなげる「つなぎ役」みたいな。ハンバーグをつくるときの、挽き肉と刻み野菜をつなぐ小麦粉あるじゃないですか。「つなぎ」って言うんですかね。あれと一緒です。

トラブルが発生した際に助けるとか?

そうそう。負荷を逃したい(笑)。あとはマネジメントや育成と呼ばれる仕事もこれらの中に入ってくるかもしれません。渋谷にある有名なクリエイティブ企業に知り合いの先輩がいるのですが、その方は「何をやっているかよくわからない人」なんですよ。「いまどんなお仕事されているんですか?」って聞いても、よくわからない。でも、実は新規事業の立ち上げには都度関わっていて、事業を大きくできるスキルがあるし、大事なクライアント案件とかも任される。そういう仕事人が理想かもしれません。

それって、人から任されたことを素直にやり込めることなんじゃないかと僕は解釈しました。「自分はこういうことをやりたい」というこだわりも重要ですけど、誰かが自分のことを思って「こういうことやったらいいんじゃない?」と言ってくれたことを大切にしたいって考えています。

チーム単位とか、会社の誰かと誰かのコミュニケーションを円滑にしなくちゃいけないんです。それを全員がやったら、世の中もっと平和になりますよ。

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なぜそういう役割が好きなのでしょう?

僕の仕事における大きなテーマのひとつが「コミュニケーションを加速させること」なんです。いがみ合っているふたりの人がいたとして、きちんとコミュニケーションを取ってたくさん会話をしたら、ほとんどの争いごとって解決しませんかね? これまでの人生で、そういう役割をやっていたときのほうが人から褒められることが多かったというのもあります。だから、まずはチーム単位とか、会社の誰かと誰かのコミュニケーションを円滑にしなくちゃいけないんです。それを全員がやったら、世の中もっと平和になりますよ。

たしかに、Waseiのメンバーはすごく滑らかにコミュニケーションをとっている印象があります。

今はまだ5人だし、僕以外の他の4人は立ち上げメンバーなのでいざこざが起こることはまったくないんですけど、30人くらいになったらより重要な役割になるでしょうね。なったらいいですね、重要な役割に(笑)。

これは会社の使命ともつながっていると思っています。「Wasei」って、「和を成す」と「和製」という意味と、昭和の「和」と平成の「成」で「ワセイ」という意味があって、そもそも昭和世代と平成世代の橋渡し役なんです。だからこそ、さっき言った「つなぎ」であり、橋渡し役である必要があるんだと思います。

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2017年以降に、Waseiの仕事や灯台もと暮らしでやっていきたいことは何かありますか?

灯台もと暮らしをもっとたくさんの人に読んでもらいたいですね。そのためには淡々と記事をつくって、ていねいに届けていくしかないと思うんです。そういった前提の上で、近々でつくりたい記事は、音楽ですね。連載と「いつもと暮らし」で、ふたつの企画を考えています。

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これからの暮らしを考える上で、音楽を取り上げたいのはなぜでしょうか?

もともと音楽雑誌の編集をやらせてもらったこともあるくらい音楽好きなんですけど。人の暮らしって「余剰」が必要だと考えているからです。それは音楽とか、映画とかアートとかって話で。そういうものって、生きていく上で必ずしも必要なものではないんですけど、映画や音楽のまったくない生活って退屈じゃないですか。

暮らしと、音楽やカルチャーってまったくの別ジャンルのように思われがちですが、本当は生活の中で混じり合っているものだと思うんです。レストランや居酒屋からすべてのBGMがなくなったら、味気ないでしょう。世の中の壁がすべてグレーだったら憂鬱じゃないですか。絵が飾ってあったり、柄があったほうが楽しいですよ。

電車通勤がかったるくても、いい音楽を聴いていたりおもしろいラジオを聞いていれば、ちょっとだけテンションあがるじゃないですか。その内のひとつになるようなものをつくりたいです。「くいしんさんの記事を読んで楽しかった」「くいしんさんの紹介した音楽を聴いてちょっとテンションあがった」って感じてもらえることが、僕にとって何より嬉しいことですね。

心に
残っている
言葉

僕はヨキコーヒーとしてではなくて、コーヒーや産地のことを単純にもっといろんなひとに知って欲しい。たとえば好きな音楽があって「これいいよ、聞いてよ」とか「この前観た映画がよくてさ」ということと同じです。

僕が灯台もと暮らし編集部をやっているのは、取材させてもらった方に聞いた「生きていく上でのいい考え方」を誰かにおすすめしたいからです。大下さんの一言のおかげで「僕がやりたいことはこういうことです」とひとに伝えられるようになった。そんな指針のような言葉です。

忘れられない
本の一節

言葉を友人に持とう

お笑い芸人をやっているときの同期(年上)に「お前がやっているのはお笑いというより寺山修司だ」と言われ19歳のくいしんは寺山修司の詩を読むようになりました。そして最初に手にとった本の最初のページをめくったところにあった上記の言葉を読んで天を仰ぎ、「いつかこんな言葉を書けたら」と思って今に至ります。

 

ポケットに名言を

寺山修司

Tシャツでも着るように、名言をもっと気楽に自分のものにしよう!世に名言・格言集の類は数多いけれど、これほど型破りな名言集はきっとない。歌謡曲から映画の名セリフ…

「BOOK」データベースより

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